・読売新聞 泡瀬干潟訴訟 沖縄市長、知事が控訴へ
沖縄県沖縄市の泡瀬干潟の埋め立て事業を巡る公金支出差し止め訴訟で、県知事と沖縄市長に将来の公金支出差し止めを命じた19日の那覇地裁判決について、東門美津子市長は福岡高裁那覇支部に控訴することを決めた。
東門市長は昨年12月、ホテルや商業施設を造るとしていた第1区域(約96ヘクタール)については土地利用計画の見直しを前提に推進し、未着工の第2区域(約91ヘクタール)は国と県に規模縮小を求める方針を表明している。
地裁判決は「具体的な土地利用計画がない現時点では、事業に経済的合理性がない」として支出差し止めを命じた。
これに対し、東門市長は「現在、経済情勢に合った見直し計画を策定している。地元活性化のために、少なくとも着工済みの第1区域は必要」と控訴を決めた。控訴期限は12月3日で、東門市長は、市議会へ同月2日に控訴関連の議案を提出し、可決される見通し。
仲井真弘多(ひろかず)知事も控訴することを正式に決めた。「訴訟の当事者は県ではなく知事個人」として、議会に諮らず控訴手続きを取る考え。
一方、市民団体「泡瀬干潟を守る連絡会」(沖縄市)は27日、県庁で記者会見を開き、連絡会のメンバーを含む原告側も控訴する、と発表した。「1審判決で踏み込んだ言及がなかった国の環境影響評価のずさんさなどを重点的に訴える」としている。
仲井真知事が議会承認を経ず独断でやるそうですが、当然議会は反発して審議停止状態になりました。
さめさんに「控訴しないでの呼びかけ」TB頂いていますが、議会がちゃんと審議して控訴が必要かどうか判断しくれるものと静観していましたが、仲井真知事の対応は酷いです。議会の審議を経るのは県民の総意である筈ですので、是非撤回して欲しい。
しかし、控訴されたから控訴して、両者ともに最高裁まで行くしかないという判断なんでしょうけれど、裁判が本来の目的ではないのですから、ここに固執して欲しくありません。
意味がぶれてはいけないので繰り返し書きますが、利害の対立の問題ではなく、そもそも泡瀬干潟は、世界有数の天然記念物が多数生息する未来に引き継ぐべき貴重な資産であり、一度壊してしまったら二度と元には戻せません。浚渫土の捨て場所にしてはいけませんし、それを今一度慎重に検討して頂きたいのです。



